あまばたいし【雨畑石(雨端石)】
読者カード 用例 2024年09月02日 公開
用例: | 硯は雨端石と紫雲石とのものを驗し、 |
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『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 山梨県南巨摩郡富士川筋から採れる、色の黒い粘板石。硯石(すずりいし)として名高い。あまばた。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。異なる表記の例です。デジタル大辞泉プラス「雨畑硯」の語釈に、「“雨畑”は「あまはた」と読み、“雨端”の表記もある。」とあります。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。
編集部:第2版では、『甲斐叢記』(1851-93)から「雨畠石」の例が添えられていますね。
著書・作品名:硯と墨
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:55ページ本文3行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社