日国友の会

いっけい【一系】

読者カード 語釈 2024年09月02日 公開

2023年07月27日 ubiAさん投稿

用例:ところでこの一系の硏究は、墨や硯を純粋に物理學の對象として爲されたものである。
『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「いちれん(一連)(4)」に同じ。

コメント:この語釈では載っていないようなので。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。

編集部:第2版では、この意味への言及はないですね。ちなみに、「一連(4)」の語釈は「関係のあるひとつづき。一括して扱うことができるもの」となっています。

著書・作品名:硯と墨

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:62ページ本文10行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社