日国友の会

しょうえんずみ【松煙墨】

読者カード 項目 2024年09月03日 公開

2023年07月31日 ubiAさん投稿

用例:良い⾭墨で描いた米點の遠山など、墨でなくては、外の繪具などでは一寸出せない美しさがある。かういふ⾭墨は、松煙墨であつて、
『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕松の枝や根を燃やして得たすすをにかわで固めてつくった墨。(デジタル大辞泉「松煙墨」)

コメント:項目が載っていないようなので。「名硯」は載っています。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:硯と墨

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:64ページ本文4行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社