せんせいしょう【陝西省】
読者カード 項目 2024年09月03日 公開
用例: | 漢の時代には陝西省の終南山邊の松を焚いて、その松煙を採つたさうである。晉になると九江の廬山の松が珍重され、 |
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『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 「せんせい(陝西)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1708)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。
編集部:2017年10月28日付けで、古書人さんに、『増補華夷通商考』(1708)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「陝西」の語釈は「中国中北部の省。渭水流域を中心に北の黄土高原、南の漢水上流域からなる。省都西安。周以来唐に至るまでの約一千年間国都が置かれ、漢民族の活動の中心地として栄えた。綿花・麦などの農牧業地で、地下資源も豊富。宝鶏・咸陽・銅川などの都市がある」となっています。
著書・作品名:硯と墨
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:64ページ本文5行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社