日国友の会

あんき【安徽】

読者カード 項目 2024年09月03日 公開

2023年07月31日 ubiAさん投稿

用例:漢の時代には陝西省の終南山邊の松を焚いて、その松煙を採つたさうである。晉になると九江の廬山の松が珍重され、後には安徽の松が有名になつたといふことである。
『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:「あんきしょう(安徽省)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「安徽省」の語釈は「中国東部、揚子江、淮河(わいが)の両下流域を占める省。省都合肥。河川・湖沼が多く、農業地帯。皖(かん)。アンホイ省。」となっています。

著書・作品名:硯と墨

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:64ページ本文7行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社