かいぶん【灰分】
読者カード 用例 2024年09月06日 公開
用例: | 無機質の量を調べる爲には、唐墨の一本くらゐは燃して灰分が殘るかどうかを調べてみる必要も出て來るであらう。 |
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『硯と墨』 1946年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(1)石炭、木炭などが完全燃焼したあとに残る、不燃焼性の鉱物質。灰。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1908)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「後書」に、「昭和二十一年十二月 座右寶」とあります。
編集部:2021年9月6日付けで、寺田寅彦『歳時記新註』(1908)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:硯と墨
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1946年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:73ページ本文4行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社