日国友の会

ゼロ【零】

読者カード 用例 2024年09月06日 公開

2023年08月02日 ubiAさん投稿

用例:最初の零(ゼロ)を入れて、零(ゼロ)が十二つく。
『琵琶湖の水』 1946年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(英 zero フランス zéro)(1)数字の一つ。「0」のこと。また、正でも負でもない実数。数字「0」で表わす。零(れい)。

コメント:第二版に載っている辞書類(1886)以外の文例(1950)よりもさかのぼるので。ルビでの例です。「後書」に、「昭和二十二年五月 文藝春秋」とあります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が早いのですが、文章例としては、福田恒存『堅塁奪取』(1950)の例よりも4年さかのぼることになります。

著書・作品名:琵琶湖の水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1946年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:298ページ本文6行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社