ぞうざい【造材】
読者カード 用例 2024年09月07日 公開
用例: | 造材屋どもをおどかして、大いに薪の生產に努力された。事實造材師は、建築用材まで三尺に切って、割當量を完納したのである。 |
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『琵琶湖の水』 1947年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕伐採した木材を適当に切って、材木とすること。 |
コメント:投稿例(1950)よりもさかのぼります。単独の例ではないですが、とりあえず。「後書」に、「昭和二十二年五月 文藝春秋」とあります。
編集部:2007年9月2日付けで、末広鉄男さんに、佐久間哲三郎『商品科学事典』(1950)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。
著書・作品名:琵琶湖の水
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1947年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:306ページ本文5、6行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社