日国友の会

さいしょうじじょうほう【最小二乗法】

読者カード 用例 2024年09月10日 公開

2023年08月03日 ubiAさん投稿

用例:いつか議會で米價の說明をするのに、最小二乘法を使つてあつて、
『琵琶湖の水』 1947年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕測定結果を処理する方法の一つ。〈以下略〉

コメント:第二版の辞書類の用例(1889、最少二乗法)、投稿例(1915、最少自乗法)より新しいですが、見出しにもある「最小二乗法」の表記の例がないので。「後書」に、「昭和二十二年五月 文藝春秋」とあります。

編集部:見出し表記の「最小二乗法」は、ご紹介いただいた例が初めてですね。

著書・作品名:琵琶湖の水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1947年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:311ページ本文5行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕

発行元:甲文社