じゅうにしちょうかいよう【十二指腸潰瘍】
読者カード 用例 2024年09月10日 公開
用例: | 胃潰瘍とか、十二指腸潰瘍とか、慢性腹膜とか、いろいろの診断があったが、 |
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『雪今昔物語』 1947年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕十二指腸上部、特に十二指腸球部に発生する潰瘍。顕著な症状は空腹痛、特に夜間痛である。初春や初秋ごろ激しく、周期的に現われる。出血する場合も多い。 |
コメント:第二版の用例(1953)よりさかのぼります。「後書」に、「昭和二十二年六月 自然」とあります。
編集部:第2版では、徳川夢声『いろは交友録』(1953)の例が早いのですが、6年さかのぼります。
著書・作品名:雪今昔物語
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1947年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:344ページ7行目〔『楡の花』、昭和二十三(一九四八)年八月三十日發行〕
発行元:甲文社