日国友の会

かくうんどうりょう【角運動量】

読者カード 用例 2024年09月14日 公開

2023年08月08日 ubiAさん投稿

用例:角運動量(angular momentum)
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕回転の勢いを表わす物理量。回転物体の各部の速さとその部分の質量との積(運動量)に、回転中心からその速度に垂直にひいた垂線の長さ(腕の長さ)をかけた積を回転する物体全体にわたって加え合わせた量で表わす。こまの角運動量は回転速度が大きいほど、また、質量が回転軸から遠い周辺に集中しているほど大きい。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1924)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが、

編集部:2004年6月26日付けで、古書人さんに、竹内潔『原子の構造』(1924)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:12ページ左列24行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂