日国友の会

しぼう【子房】

読者カード 用例 2024年09月14日 公開

2023年08月08日 ubiAさん投稿

用例:花式〈略〉子房は上の方につくか下につくか、
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:被子植物の雌しべの下端のふくらんだ部分。一枚から数枚の心皮が結合してできたもので、一個から数個の室からなり、各室に一ないし多数の胚珠ができる。上部は花柱に連なり、受精すると子房は発達して果実に、胚珠は種子になる。雄しべ、花弁、萼との位置関係から子房上位・中位・下位に分けられる。実礎(じっそ)。

コメント:第二版の用例(1874)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:第2版では、小野・田中・久保『植学訳筌』(1874)の例が添えられています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:12ページ右列下から9行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂