日国友の会

せいかく【精核】

読者カード 用例 2024年09月18日 公開

2023年08月10日 ubiAさん投稿

用例:花粉管〈略〉もう一方の核は更に分裂して二個の精核となり、花粉管內を下り、
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(1)雄性配偶子の核。一般に動物では精子の核をいう。被子植物では花粉管内の雄原核(生殖核)が分裂してできる二個の核をさす。雄核。精子核。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2011年5月31日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:13ページ右列下から5行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂