日国友の会

キサントフィル

読者カード 用例 2024年09月18日 公開

2023年08月10日 ubiAさん投稿

用例:カロチノイド〈略〉(カロチン、キサントフィルなど)
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(ドイツ Xanthophyl(l))カロチノイド類のうち、水酸基、カルボニル基、エーテル状酸素などを含む色素の総称。アルコールに可溶。動・植物体に広く分布し、植物では花、果実、種子などに色をつける因となる。狭義には最も普通にみられるルテインをさす。葉黄素。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1919)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2006年11月18日付けで、古書人さんに、加納清三『近世化学講義 有機之部』(1919)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:14ページ左列下から11行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂