かんせい【間性】
読者カード 用例 2024年09月18日 公開
用例: | 間性(intersex, intersexuality)本来は雌雄異体の生物が生殖器官も第二次性形質も共に雌雄の中間のものを生じた場合、その性を間性〈略〉という。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕雌雄異体または異株の生物の一個体に、雌雄の両形質が混合して現われること。また、その性質。動物ではマイマイガ、植物ではスイバなどにみられる。体内の細胞の遺伝子構成が性に関して異なるので雌雄モザイクと区別される。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1930)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。
編集部:2008年5月14日付けで、古書人さんに、『動物学雑誌』(第42巻第495号、1930.01.15)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:15ページ左列3行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂