ひめものあらがい【姫物洗貝】
読者カード 用例 2024年09月19日 公開
用例: | 肝蛭〈略〉幼虫期には淡水産の卷貝(ヒメモノアラガイ)に寄生する。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕モノアラガイ科の淡水産巻き貝。各地に分布し、田・沼・人家近くの溝にすむ。殻高約一センチメートルの卵形。殻は薄く、半透明の黄褐色で光沢があるが、ふつうは汚れて灰褐色。ウシ・ヒツジなどに寄生する肝蛭(かんてつ)の中間宿主となる。学名はAustropeplea ollula |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1930)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2008年4月21日付けで、古書人さんに、『動物学雑誌』(第42巻第495号、1930.01.15)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:15ページ左列下から5行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂