日国友の会

ひめものあらがい【姫物洗貝】

読者カード 用例 2024年09月19日 公開

2023年08月11日 ubiAさん投稿

用例:肝蛭〈略〉幼虫期には淡水産の卷貝(ヒメモノアラガイ)に寄生する。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕モノアラガイ科の淡水産巻き貝。各地に分布し、田・沼・人家近くの溝にすむ。殻高約一センチメートルの卵形。殻は薄く、半透明の黄褐色で光沢があるが、ふつうは汚れて灰褐色。ウシ・ヒツジなどに寄生する肝蛭(かんてつ)の中間宿主となる。学名はAustropeplea ollula

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1930)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2008年4月21日付けで、古書人さんに、『動物学雑誌』(第42巻第495号、1930.01.15)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:15ページ左列下から5行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂