日国友の会

どうでんりょく【動電力】

読者カード 用例 2024年09月19日 公開

2023年08月11日 ubiAさん投稿

用例:その電流變化の割合に比例する動電力が
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕起電力のこと。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1923)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2007年12月31日付けで、末広鉄男さんに、亀高徳平・樫本竹治『理論応用無機化学』(1923)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「起電力」の語釈は「電流を流す原動力。狭義には、スイッチを開いているときの電源の端子電位差をいう。単位は電位差と同じくボルトを用いる。光、熱、誘導、生体、電池などの各起電力がある。動電力」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:15ページ右列13行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂