ぎょうしゅうはんのう【凝集反応】
読者カード 用例 2024年09月23日 公開
用例: | 凝集反應(agglutination)ある細菌に感染した動物の血清を、その細菌の浮遊液に加えると、細菌が数個ずつかたまって沈澱する反応。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕抗原抗体反応の一つ。細菌や血球などに対する抗血清が、抗原の浮遊液と反応して塊状に凝集する現象。このときの抗原を凝集原、抗体を凝集素という。血液型の決定、急性伝染病の診断などに応用される。 |
コメント:第二版の用例(1898)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。
編集部:第2版では、『東京朝日新聞』明治31年(1898)1月15日付け記事の例が添えられています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:17ページ右列下から12行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂