日国友の会

クチクラ

読者カード 用例 2024年09月27日 公開

2023年08月25日 ubiAさん投稿

用例:クチクラ(cuticle)植物の葉や若い茎の表皮の外側を被うクチンの膜。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(ラテン cuticula)表皮細胞の最外層の薄い膜。クチンからなり、抵抗力が強くて濃硫酸にもおかされない。体表を保護し、水分の発散をふせぐ。角皮(かくひ)。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:2010年3月29日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:19ページ左列19行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂