日国友の会

クチン

読者カード 用例 2024年09月27日 公開

2023年08月25日 ubiAさん投稿

用例:クチクラ〈略〉植物の葉や若い莖の表皮の外側を被うクチンの膜。(19ページ左列20行目)クチン(cutin)脂肪酸とその化合物の混合物。(19ページ左列21行目)
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(英 cutin)植物のクチクラの主成分。不飽和脂肪酸類の重合物質と考えられる。表皮細胞が外界と接する部分に沈積してクチクラを形成する。角皮素。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2010年3月29日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:19ページ左列20、21行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂