日国友の会

リンパ

読者カード 用例 2024年10月04日 公開

2023年08月29日 ubiAさん投稿

用例:リンパ(淋巴, lymph)脊椎動物の組織間をみたす無色の液体で、毛細血管を通じて血液へと通じ、白血球(リンパ球)を浮べる。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(オランダ lympha)「リンパえき(淋巴液)」に同じ。

コメント:第二版の用例(1872)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられています。ちなみに、「リンパ液」の語釈は「リンパ管を流れる組織液。免疫抗体の輸送などを行なっている。リンパ」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:74ページ右列10行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂