日国友の会

トロンボゲン

読者カード 用例 2024年10月04日 公開

2023年08月29日 ubiAさん投稿

用例:トロンボキナーゼという酵素を持ち、その作用で血漿のトロンボゲンをプロトロンビンに變化させる。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(ドイツ Thrombogen)「プロトロンビン」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1944)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2006年2月18日付けで、末広鉄男さんに、沼野井春雄『血液の科学』(1944)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「プロトロンビン」の語釈は「(英 prothrombin)血漿中に含まれる血液凝固因子の一つ。肝臓で生合成され、トロンボプラスチンなどの作用で活性トロンビンとなる。トロンボゲン」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:22ページ左列29行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂