日国友の会

ケネリーヘビサイドそう【ー層】

読者カード 項目 2024年10月04日 公開

2023年08月30日 ubiAさん投稿

用例:ケネリー・ヘヴィサイド層(Kenelly-Heaviside layer)〈略〉電波の反射からケネリーとヘヴィサイドが別々にこれを指摘した。単にヘヴィサイド層ともいう。日本語で電離層。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(ケネリーヘビサイドは、Kenelly-Heaviside 発見した2名の科学者の名にちなむ)地上から約90~140キロメートルにある電離層。短波を反射する。E層。(cf.デジタル大辞泉「E層」)

コメント:項目が載っていないようなので。項目名からですが。デジタル大辞泉「ケネリーヘビサイド層」は、「⇒E層」となっています。

編集部:第2版では、立項されませんでしたが、2023年6月20日付で、「ヘヴィサイド層」の例を、中谷宇吉郎『雷研究の側面史』(1939)からご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:22ページ右列15行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂