ケネリーヘビサイドそう【ー層】
読者カード 項目 2024年10月04日 公開
用例: | ケネリー・ヘヴィサイド層(Kenelly-Heaviside layer)〈略〉電波の反射からケネリーとヘヴィサイドが別々にこれを指摘した。単にヘヴィサイド層ともいう。日本語で電離層。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(ケネリーヘビサイドは、Kenelly-Heaviside 発見した2名の科学者の名にちなむ)地上から約90~140キロメートルにある電離層。短波を反射する。E層。(cf.デジタル大辞泉「E層」) |
コメント:項目が載っていないようなので。項目名からですが。デジタル大辞泉「ケネリーヘビサイド層」は、「⇒E層」となっています。
編集部:第2版では、立項されませんでしたが、2023年6月20日付で、「ヘヴィサイド層」の例を、中谷宇吉郎『雷研究の側面史』(1939)からご紹介いただいていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:22ページ右列15行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂