らっぱむし【喇叭虫】
読者カード 用例 2024年10月09日 公開
用例: | 原生動物〈略〉繊毛虫類(ゾウリムシ、ラッパムシ)、 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕ラッパムシ科に属する原生動物の総称。体は前端が丸くて広がり、らっぱ状を呈する。細長い末端部で他物に付着するが離れて泳ぐこともある。体は伸縮性に富み、伸びると一~二ミリメートルぐらいになる。体表は繊毛でおおわれ、特に先端部の周囲に多く、その運動によって食物を口へ運ぶ。池沼や下水溝などの淡水のほか内湾にもすむ。世界各地に分布。ソライロラッパムシ、ミドリラッパムシ、ウミラッパムシなどがある。 |
コメント:第二版の用例(1884)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:23ページ右列17行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂