日国友の会

だっしょくざい【脱色剤】

読者カード 用例 2024年10月09日 公開

2023年08月31日 ubiAさん投稿

用例:抗酸性菌〈略〉强力な染色劑によつて始めて染色されるが、一度染色されると脫色劑として酸を加えても脫色されない。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕繊維上から色を除去する薬剤。炭酸ソーダ、アンモニア、蓚酸、塩酸、硫酸など色相分を溶解するものと、ハイドロサルファイト、酸性亜硫酸ソーダ、漂白粉、重クロム酸カリ、硝酸など色素成分を破壊して無色または淡色にするものとがある。

コメント:第二版の用例(1900)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。語釈にある繊維の例ではないですが。

編集部:語釈を工夫する必要がありますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:24ページ左列22行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂