じんぞうじゅし【人造樹脂】
読者カード 用例 2024年10月12日 公開
用例: | 合成樹脂〈略〉人造樹脂ともいい、人工的に作つた樹脂類似のプラスチック |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕「ごうせいじゅし(合成樹脂)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1915)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2007年12月6日付けで、末広鉄男さんに、若目田利助・高津清『電気工学ポケット・ブック』(1915)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「合成樹脂」の語釈は「構造用材、部品材、日用品の機器材料などに用いられる合成高分子化合物の総称。繊維、ゴムなどとして利用される合成高分子化合物は、合成繊維、合成ゴムといって区別する。ポリ塩化ビニル、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂と、フェノール樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性樹脂とがある。人造樹脂」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:24ページ右列下から5行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂