ちゅうせいどうぶつ【中生動物】
読者カード 用例 2024年10月12日 公開
用例: | 後生動物〈略〉原生動物と中生動物を除くすべての動物の總稱。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕動物分類上の一門。多細胞動物中、体制が最も簡単で原生動物と後生動物の中間形とされていたが、現在では形態や生活史から吸虫類のような動物が寄生生活によって生じた退化形ではないかとされる。頭足類の腎臓中に寄生する二胚虫などが含まれる。菱形目と直遊目にわけられる。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2010年7月28日付けで、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:25ページ左列1行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂