こうヒスタミンざい【抗ー剤】
読者カード 用例 2024年10月12日 公開
用例: | 抗ヒスタミン劑 (antihistamic agent)アレルギー疾患は〈略〉ヒスタミンが大いに関係すると考えられており、このヒスタミンに拮抗的に作用して症状を軽減または治癒する物質を抗ヒスタミン剤という。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(ヒスタミンは英 histamine)抗原抗体反応によって体内に過剰に生じたヒスタミンと拮抗的に作用して抑制する薬物。ヒスタミンの遊離で起こるアレルギー症状に有効なので、気管支喘息、じんま疹、感冒、乗物酔いの防止などに用いられる。抗ヒ剤。 |
コメント:投稿例(1951)と同じ年ですが、とりあえず。項目名からですが。
編集部:2021年8月13日付けで、『キング新年号付録 新語大辞典 附 世界時局人名録』 (1951)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:25ページ右列6行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂