日国友の会

こうげんこうたいはんのう【抗原抗体反応】

読者カード 用例 2024年10月12日 公開

2023年09月04日 ubiAさん投稿

用例:抗ヒスタミン剤〈略〉アレルギー疾患は特殊な抗原抗體反應の結果として體内に遊離されたヒスタミンが大いに關係すると考えられており、
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕抗原とそれに対応する抗体との間の特異的反応。ある種の細菌性またはウイルス性疾患に感染した人が、ふたたびその種の疾患に感染しても発病しにくいのは、その人の血清中に抗体ができて発病を阻止するようこの反応がおきるためで、血清療法や予防接種はこの応用。免疫反応。

コメント:投稿例(1956)よりもさかのぼります。

編集部:2005年6月19日付けで、末広鉄男さんに、川喜田愛郎『生物と無生物の間』(1956)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:25ページ右列7行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂