日国友の会

エルグ

読者カード 用例 2024年10月12日 公開

2023年09月04日 ubiAさん投稿

用例:工率〈略〉物理學では1エルグ/秒が單位であるが實用單位はワット、キロワット、馬力などである。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(erg)(ギリシア ergon 「仕事」から作った語)エネルギーおよび仕事のCGS単位。一ダインの力が物体にはたらいてその方向に一センチメートル動かす間にその力がする仕事。

コメント:第二版に載っている辞書類(1888)よりも新しいですが、文例の投稿例(1958)よりもさかのぼるので。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられていますが、文章例としては、2023年4月16日付けでご紹介いただいている、中谷宇吉郎『科学の方法』(1958)の例よりも7年さかのぼることになります。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:25ページ右列下から14行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂