エルグ
読者カード 用例 2024年10月12日 公開
用例: | 工率〈略〉物理學では1エルグ/秒が單位であるが實用單位はワット、キロワット、馬力などである。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(erg)(ギリシア ergon 「仕事」から作った語)エネルギーおよび仕事のCGS単位。一ダインの力が物体にはたらいてその方向に一センチメートル動かす間にその力がする仕事。 |
コメント:第二版に載っている辞書類(1888)よりも新しいですが、文例の投稿例(1958)よりもさかのぼるので。
編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられていますが、文章例としては、2023年4月16日付けでご紹介いただいている、中谷宇吉郎『科学の方法』(1958)の例よりも7年さかのぼることになります。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:25ページ右列下から14行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂