日国友の会

こゆううんどう【固有運動】

読者カード 用例 2024年10月16日 公開

2023年09月04日 ubiAさん投稿

用例:固有運動(proper motion)恒星の位置を長い間観測していると少し変化する。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕天文学で、大気差、光行差、歳差、章動などによるずれ以外に、恒星自体が太陽との相対運動によってそれぞれ固有の方向に位置を変えること。通常、一年間または一〇〇年間の変化量を角度の秒で表わす。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1935)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:2008年7月11日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:26ページ右列17行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂