コルキシン
読者カード 項目 2024年10月16日 公開
用例: | コルキシン → コルヒチン |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(英 colchicine)「コルヒチン」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。項目名からですが。ランダムハウス英和大辞典「colchicine」には、「〔薬学〕 コルヒチン,コルキシン C22H25NO6:痛風治療などの医薬用および染色体倍加用.」とあります。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「コルヒチン」の語釈は「(ドイツ Kolchizin)アルカロイドの一種。化学式C22H25NO6 淡黄色の結晶でユリ科植物イヌサフランの鱗茎に含まれる。分裂の際、紡錘体形成を妨げる作用をもち、正常の二倍の染色体をもつ細胞を作る。種なしスイカなど、植物の倍数体を人工的に作るのに利用」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:26ページ右列30行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂