日国友の会

ほふくけい【匍匐茎】

読者カード 用例 2024年10月16日 公開

2023年09月07日 ubiAさん投稿

用例:おらんだいちごの匍匐莖がによきによき伸びて〔第一部・一〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕「ほふくし(匍匐枝)」に同じ。

コメント:第二版では辞書類(1884)のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられています。ちなみに、「匍匐枝」の語釈は「植物の地際から出て地面に水平に伸びる枝をいう。途中の節から根を出して生長することもある。サツマイモのつるがこれにあたる。匐枝。匍匐茎」となっています。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:3ページ本文12行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店