日国友の会

げんけいたい【原形体】

読者カード 項目 2024年10月17日 公開

2023年09月08日 ubiAさん投稿

用例:原形體は原形質からできてゐるが、顯微鏡觀察によれば原形體には種々の微小な物質が識別できる。〔第一部・二〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕「げんけいしつたい(原形質体)」に同じ。

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2010年4月3日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「原形質体」の語釈は「細胞の原形質膜につつまれている細胞質と核質の総称。」となっています。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:8ページ本文4行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店