ねんきん【粘菌】
読者カード 用例 2024年10月17日 公開
用例: | 從來硏究されたのは粘菌といふ植物の數種である。〔第一部・三〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕「ねんきんしょくぶつ(粘菌植物)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例(1915)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:第2版では、南方熊楠『玉置神社移転について』(1915)の例が添えられていますね。ちなみに、「粘菌植物」の語釈は「下等植物、菌類の一門。栄養体は変形体という多核の原形質塊で、普通は枯れた植物体上に腐生しているが、アメーバ状に移動することもある。体内にグリコーゲンをたくわえ、胞子によって繁殖する。色素体を欠く。変形菌。粘菌類。学名はMyxomycetes」となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:13ページ本文12行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店