ちょぞうきかん【貯蔵器官】
読者カード 項目 2024年10月25日 公開
用例: | 根が貯藏器官となつてゐる例は、大根・にんじん・さつまいも・ごぼう・ダーリアを始めとして、その他いくらでもある。〔第一部・一四〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕栄養分を貯蔵する貯蔵組織が特に発達した植物の器官。サツマイモなどの塊根、ジャガイモなどの塊茎、タマネギなどの鱗茎、マメ科植物の子葉などがある。広義にはサボテンの茎のように貯水組織の発達した貯水器官も含める。(旺文社 生物事典「貯蔵器官」) |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2010年9月30日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:67ページ本文10行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店