日国友の会

ふかつ【賦活】

読者カード 用例 2024年10月25日 公開

2023年09月12日 ubiAさん投稿

用例:或ひは酸素のある時もしくは無い時の物質の變化に對する賦活作用を營むもので、鐡・マンガン・マグネシウム・銅などの化合物がその性質を現はす〔第二部・一〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕(英 activation ドイツ Aktivierungの訳語)活力を与えてその物質の機能や作用を活発にすること。特に、化学反応を起こす物質やその触媒をなす物質の働きを活発にさせて反応を起こりやすくすること。活性化。

コメント:投稿例(1964)よりもさかのぼります。

編集部:2005年3月31日付けで、末広鉄男さんに、佐久間昭『薬の効用』(1964)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼることになります。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:71ページ本文7行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店