しょうかやく【消化薬】
読者カード 項目 2024年10月28日 公開
用例: | 例へば消化藥として使はれてゐるタカヂアスターゼは一種の酵素製劑であつて、その原料は麹菌(かうぢかび)といふ絲狀菌の一種である。〔第二部・一〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕食物の消化を助ける薬。消化酵素に、胃酸分泌を促進する苦味剤、あるいは胃酸を中和する制酸薬を併用する。(デジタル大辞泉「消化薬」) |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1906)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2008年8月11日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:78ページ本文6行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店