日国友の会

むきえんるい【無機塩類】

読者カード 用例 2024年10月29日 公開

2023年09月13日 ubiAさん投稿

用例:これらはいづれも微量の種種の中性の無機鹽類(例へば食鹽)の存在によつて始めてその作用が現はれるのであつて、透析によつてかういふ賦活性の物質を除いてしまふと全然働かなくなる。〔第二部・一〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕無機の酸と塩基とからできた塩の総称。食塩、硫安、硝石など。

コメント:第二版の用例(1931)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:第2版では、ハリー牛山『モダン化粧室』(1931)の例が添えられていますね。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:81ページ本文4行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店