とうせき【透析】
読者カード 用例 2024年11月01日 公開
用例: | これらはいづれも微量の種種の中性の無機鹽類(例へば食鹽)の存在によつて始めてその作用が現はれるのであつて、透析によつてかういふ賦活性の物質を除いてしまふと全然働かなくなる。〔第二部・一〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(1)セロハン膜、コロジオン膜、硫酸紙、膀胱膜などの半透膜を用いてコロイドや高分子溶液を精製する方法。コロイドを半透膜で包み、純水その他の溶媒中に入れたとき、コロイド粒子や高分子物質は膜中に残り、低分子の電解質や不純物質は膜外に脱出拡散してしまうのを利用したもの。 |
コメント:第二版では辞書類(1900)のみで、文例が載っていないので。
編集部:第2版では、桜井錠二・高松豊吉『稿本化学語彙』(1900)の例が添えられていますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:81ページ本文5行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店