ふかつせい【賦活性】
読者カード 項目 2024年10月29日 公開
用例: | これらはいづれも微量の種種の中性の無機鹽類(例へば食鹽)の存在によつて始めてその作用が現はれるのであつて、透析によつてかういふ賦活性の物質を除いてしまふと全然働かなくなる。〔第二部・一〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕化学反応を起こしやすくする性質。また、その触媒となる物質の働きを増大させて反応が起こりやすくする性質。 |
コメント:投稿例(1964)よりもさかのぼります。
編集部:「賦活」の例については、すでに同書から別の例をご紹介いただいていますので、ここは「賦活性」の形で見出し候補としておきましょう。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:81ページ本文7行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店