パパイン
読者カード 用例 2024年11月02日 公開
用例: | パパイヤの果實の乳液から得られるパパインである。パパインは、その蛋白質分解の能力からみると動物のペプシンとかなり近いものあつて、〔第二部・一〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(英 papain)パパイアの実の汁の中にある蛋白質分解酵素の総称。狭義には中に含まれる酵素の一種をさす。蛋白質分解能力が高く、消化剤のほか、ビールのにごりの除去、駆虫剤などに用いる。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1918)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2008年10月22日付けで、古書人さんに、唐沢光徳・岩川克輝・豊田鉄三郎共著『児科処方新書』 (1918)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:87ページ本文11行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店