いろがわり【色変】
読者カード 用例 2024年11月05日 公開
用例: | いろがはり(一名あゐたけ)といふ茸の類においてもこの⾭變現象が著しい。〔第二部・一〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(5)(「いろがわりだけ(色変茸)」の略)キノコ「あいたけ(藍茸)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。語釈の「キノコ「あいたけ(藍茸)」に同じ。」ということがわかる例です。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「藍茸」の語釈は「ベニタケ科の食用キノコ。夏から秋に各地の広葉樹林に発生する。直径三~一二センチメートル。笠は初め半球形、のち扁平に開き、表面は暗緑色で亀甲(きっこう)状の模様がある。柄と笠の裏のひだは純白。胞子は球形でほとんど無色。あおはつ。学名はRussula virescens」となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:91ページ本文10行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店