日国友の会

きうるし【生漆】

読者カード 用例 2024年11月05日 公開

2023年09月18日 ubiAさん投稿

用例:うるしの樹膚に傷をつけると流れ出る液汁を集めたものを生漆(キウルシ)といふのであるが、〔第二部・一〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕漆の木から採取して、異物を取り除いた漆。

コメント:第二版の用例(1919)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:第2版では、有島武郎『或る女』(1919)の例が添えられていますね。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:92ページ本文2行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店