ばかなえびょう【馬鹿苗病】
読者カード 用例 2024年11月06日 公開
用例: | 稻の馬鹿苗病といふ病氣を醸す菌の如きはその適例であらう。〔第二部・二〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕イネが徒長(とちょう)を起こす病気。イネの馬鹿苗病菌の寄生によって起こされる。被害の点では日本で重要な病気でないが、この病原菌からジベレリンおよび生長抑制物質フザリン酸が単離され、その作用が明らかにされたことで有名になった。 |
コメント:投稿例(1990)よりもさかのぼります。
編集部:2018年3月2日付けで、古書人さんに、渡辺格(監修)『バイオテクノロジー用語小事典』(1990)の例をご紹介いただいていますが、さらに、50年さかのぼります。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:96ページ本文6行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店