さびほうし【銹胞子】
読者カード 項目 2024年11月06日 公開
用例: | この病気を惹起せしめる菌は毎年春になると四月末頃瘤の皮の直下に橙黄色の銹胞子といふものを無數に作るが、〔第二部・二〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕サビキンの二核性栄養胞子。色は黄褐色か無色、表面にいぼと数個の発芽孔がある。(日本大百科全書(ニッポニカ)「さび胞子」) |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1927)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2022年7月3日付けで、長尾正人訳『遺伝学概論』(1927)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:97ページ本文5行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店