オーキシン
読者カード 用例 2024年11月10日 公開
用例: | 植物ホルモンのうちで最も早く發見され、且つ最もよく硏究されたものは生長に關するアウクシンであらう。〔第二部・三〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(英 auxin)《アウキシン》植物の生長を促すホルモン、およびこれと同じ活性を示す合成薬品の総称。芽と根の生長点で生成され、細胞の伸長を促進するほか、発芽、側根抑制などの働きがあり、屈地性、屈光性にも関係する。植物生長素。 |
コメント:投稿例(1937、アウキシン)(1939、オーキシン)よりも新しいですが、「アウクシン」表記の例がないので。
編集部:「アウクシン」とも書いた異形の例ということになりますね。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:104ページ本文13行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店