日国友の会

そうしようしょくぶつ【双子葉植物】

読者カード 用例 2024年11月10日 公開

2023年09月22日 ubiAさん投稿

用例:幼葉鞘や雙子葉植物の發芽したばかりの幼植物について實驗し、〔第二部・三〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕被子植物の一群。植物の門、亜門、綱などとして分類される。普通、胚(はい)は二枚の子葉をもち、茎・根に形成層があり、葉は網状の葉脈をもち、根に主根と側根の区別がある。茎の維管束は真正中心柱をなす。花の構造は四または五数性。花弁の合着の有無によって、合弁花・離弁花に分けられることが多い。双子葉類。

コメント:第二版に載っている辞書類(1886)よりも新しいですが、文例としては投稿例(1982)よりもさかのぼるので。

編集部:第2版では、松村任三『植物学語鈔』(1886)の例が添えられていますが、文例としては、2022年8月7日付けでご紹介いただいている、山口彦之『遺伝子工学とバイオテクノロジー』(1982)よりも42年さかのぼることになります。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:111ページ本文1行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店