ゲラチン
読者カード 項目 2024年11月13日 公開
用例: | 卽ち寒天かゲラチンの薄い板の上に |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕(ドイツ Gelatine)「ゼラチン」に同じ。 |
コメント:第二版の用例より新しいですが、「ゲラチン」表記の例がないので。
編集部:原語が違うので、とりあえず別項としておきましょう。ちなみに、「ゼラチン」の語釈は「(英gelatin)《ジェラチン》誘導蛋白質の一つ。グリシン、プロリン、オキシプロリンなどのアミノ酸を多量に含む複雑な高分子物質。工業的には動物の骨、軟骨、皮膚、腱(けん)などを水で長時間煮沸し、抽出してつくる。普通、淡色・透明で無味・無臭のゼリー状のものをゼラチンといい、濃色で不純物を含むものは膠(にかわ)という。菓子などの食品、止血剤、細菌類の培養基、写真乳剤、薬用カプセル、接着剤などに用いる」となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:113ページ本文7行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店