日国友の会

せつじょ【切除(截除)】

読者カード 用例 2024年11月14日 公開

2023年09月23日 ubiAさん投稿

用例:根はその先端を截除するとかへつてその生長が速くなるといふ事實と衝突することになる。〔第二部・三〕(119ページ本文8行目)玉蜀黍の根の先端を截除し、〔第二部・三〕(119ページ本文11行目)
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕切りとって除くこと。きりとること。

コメント:第二版の用例(1872)(1921)より新しいですが、「截除」表記の例がないので。「せつだん」は「【切断・截断】」の見出し表記となっていて、「截断」の例もあるので、「切除」の異なる表記として。

編集部:第2版では、3例添えられていますが、いずれも「切除」の表記になっていますね。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:119ページ本文8行目、119ページ本文11行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店